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ヨーロッパの断片

写真がへた、シャッターチャンスを逃す、でお馴染みの私ですが、せっかくなのでヨーロッパ滞在中の写真を撮ってみましたのでご紹介します。
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1.
9/14-17 サンセバスチャン
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まずは本拠地、スペインのバスク地方の町、サンセバスチャンから。
まあまあしかし残念なのは、大切な瞬間ほどカメラをかまえてる暇がない(あるいは家に忘れてきたり)ということ。
私が写真をとれるのはすごーく暇(かつカメラを忘れてきてない)ときだけ。
そういうわけなので、肝心のライブペインティング(×3)の写真もまだです。追ってご紹介します、お楽しみに。
とはいえ暇な瞬間は多々あります。
だってマネージャーのバネッサはつねに電話、電話、電話。放置されることはしばしばです。


いつも議論してるし。
スペイン語だから話の矛先まったくわからないし。写真とるかメディテーションするしかないです。
そんなわけで
はじめまして。
Artsbangのおふたり、バネッサとアイノアです。このふたりがヨーロッパでの私の活動をマネージメントしてくれています。
(Artsbangのホームページはカミングスーンです。またお知らせします。)
すごくいいチームで、大好きな人たち。いろいろつらいできごとがあってもスペイン語がわからなくても互いの英語がカタコトでも、このふたりがいてくれるので根本的な自信と安心がある。
これは私の絵を保管している場所。
ところで新聞に載りました。
いっしょに写っているのはほかのアーティスト、イタリア人でスペインのビルバオ在住のファウスト。
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2.
9/18-21 ボルドー
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続きまして国境を越えましてフランスのボルドーです。
まずびっくりいたしますのがおしゃれすぎて鼻血が出そうなくらいおしゃれな町だってことです。
スペインは3度目だけどフランスは初上陸の私。フランスにはびっくりです。ボルドーでもパリでも、今まで絵本や映画や雑誌や空想やディズニーランドでしか見たことのなかった光景が現実に!!!!!という話です。
なぜヨーロッパでディズニーランドが受けないのか(そしてなぜ日本人は大人になってもディズニーランドにカップルで毎年行ったりとかするのか。私もそのうちのひとりですが。)についてよくよくわかってきたのですが、考えてみればあの人たちにしてみればあんなにせもののランドでにせものの城見るまでもなくほんものの城があるわな。私たちにとってはあれは日常空間の中にありながら夢の国、別世界なの。だけどあの人たちにとっては「にせものですが何か?」って感じだろう。ちょっと違うけど日光江戸村みたいなかんじなんだろう。
私が初めてヨーロッパに上陸して町並みを見たときの第一印象は、悲しいことに「ディズニーランドみたい!」でした。そう、日本人の私はにせものを見まくって育ちすぎて今さらほんものを見たところで、「あーこれがにせもののほんものバージョンかー」ぐらいにしか思わなかったのでした。
なんともはや。これが私の、「ヨーロッパ」についていちばんショックだったできごと。
まあそんなわけでフランスの「夢の国」感はつねにつねに顕著です。
国境を越えるのはあっというまなのにスペインの印象とはまるっきり違う。スペインではマドリッド・バルセロナを含めいろんな町に行ったけど、よくも悪くも「おしっゃれ〜」と思った瞬間はほぼ皆無だった。ずっといると忘れるけど、ふと外に出てみると、「スペインでださかったよ!!」っと思う。でも!!私はそのだささがたまらなく好き!だし、私にはそのほうが向いてる。ださいかわりに、見てくれよりも人の中身、ってみんな思ってる感じがする。なんかすっごいスピリチュアルなのだ。
話はフランスに戻るけど、そういうスペインとは全然ちがって、悪く言えばちょっと気どってる(想像に違わず)。んだけどみんないいひとなのよ。だけどスペインとは違う。おしゃれを地で行ってる、おしゃれにするつもりじゃなくて便宜上やってるだけなすべてのことがおしゃれ。気どってるように見えてしまうんだが悪気はないのだ。アジアの小娘から見ると、夢の国に現実に暮らしている人々でした。
そもそもパリの空港の滑走路のわきの芝生にうさぎがいっぱい走ってたんだってば。サンセバスチャンからボルドーに向かう高速道路の道路沿いにはバンビがいたし、空には虹が出てたしさ。それはザ・メルヘンですよ!!!「夢みたいです。」「夢みたいです。」と私はボルドーにいる間じゅう連呼していました。


そしてそんなドリーミーな場所にお邪魔してライブペインティングしてきました。私の姿はさぞかし奇異な謎のエキゾチック娘だったことだろう。
フランスがドリーミーすぎて、よくもわるくも自分の描く絵がなんだか違った。ドリーミーだった。人はやっぱり場所の影響を多分に受けるものなんでした。


こちらが私がお世話になったおうちのみなさん。
みんなそうとう変わってる。この家に入った瞬間も「いやー何度も言いますけどまじで夢みたいです」と伝えた私。だって雑誌か映画かなんか物語みたいだ。でもリアルに日常生活してる。


私がこの町でいちばん心が通じ合ったと思っているのがこの8歳の少女、エマエメ。
いつも絵描いてる。この絵ごらんください!そうとう偉大なアーティストです。
かわいくてかわいくてかわいくてたまらない。すごくなついてくれた。エマエメはがんばって英語とジェスチャでしゃべった。私もがんばって知りうる限りのフランス語とジェスチャと態度で気持ちを示した。ほとんど会話らしい会話はできなかったけど、無言でごはんをいっしょに食べながらお互いに交信を送っていたような気がします。会話といえばおもに通訳つきでしたが「マリがいてうれしいなあ」とか「マリがフランス語がしゃべれるか私が英語がしゃべれればなあ・・・」と再三言ってくれていたようだった。この子と会話するためにもっとフランス語を勉強したいと思いました(思っただけ)。手紙ならなんとかなるはずだ、辞書さえあれば!待ってて。
エマエメが描いてプレゼントしてくれた私の似顔絵。泣いてる!
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3.
9/22-24 パリ
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今回の滞在の中でパリだけは全くの余興。
おもに単独行動です。途中友人知人にお世話になったものの、マネージャー付き行動から打って変わってだいぶ都会のルンペンでした。
パリに着いてまず「わあ!都会だ!」と思った。サンセバスチャンやボルドーよりも「知ってる感じ(見慣れた感じ)」だった。東京、ニューヨーク、ロンドンに通じてた。しかしまず新幹線(TGV)を降りた駅が大きすぎてしばらく右往左往し電話のかけかたもわからないルンペンでした。
でも


引き続きドリーム。
街じゅうを案内してくれたサミ王子!日本語ぺらぺらの完全ガイドです。東京で、私が通っていた大学に留学生として来ていて、みんなでいっしょに遊んでました。
「パリの蚤の市」っていうやつは想像と違う場所だった!でも想像よりもっとよかった。・・・かといって↑は典型的な蚤の市ショットではありませんが、人形の手とか目とか足とかのパーツが売ってる。ホラー。
蚤の市の近くにあった、シャンソン歌手がわんちゃか歌ってる典型的(らしい)レストラン。べつに観光客向け、とかではない。リアル。そしてドリーム。下に写っているのはエロディちゃん。去年いっしょに滞在したニューヨーク以来、1年ぶりの感動の再会。
きわめつけのラストドリーム、エッフェル塔。
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4.
9/25-10/4 帰ってきたサンセバスチャン
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もはや我が家なみの安堵感。

最後のライブペインティングをしたのはこの場所。
古いタバコ工場、タバカレラ。
ところで。
23歳の誕生日をサンセバスチャンで迎えました。

港でおいしいシーフードを食べて、大好きなりんごのお酒シードラでいっぱい酔っ払って、とてもスペシャルな日。
けっきょく、パリからエロディも来てくれたんだもの。それはそれは楽しかった。大好きなエロディちゃん。もこもこちゃん。自分によく似たもこもこひつじのきらきらTシャツ。
バネッサとアイノアからプレゼントにこのTシャツをもらいました。すごいうれしい!!スペインでよく見るブランドだけど、私から見ると、これすごいスペインぽい!この生き物なんなのか意味わかんないし、縫い方ザツだし、なんかちょっとださいし、すごく好き!!!背後に写ってる絵はこれ
http://homepage2.nifty.com/ishiwatamari/Vanessas.htm
私がバネッサのために描いた絵ですが、よく見るとこのTシャツにちょっと似てる。
うれしい!
ちなみに!
ついに念願かなってピアスを開けました。
3つ開けました。
うるおぼえですが、たしかジプシーの風習では、ピアスを開けるのは人生を新しくえいっと開く意味がある行為(?なにこの説明)だから赤ちゃんが生まれたときにピアスを開けるんだとか開けないんだとか、だったようなじゃないような。(知ってる人がいたらおしえてください)
説明はインチキくさいがそういう感じの意味があるのはたしか。それを聞いたときに、私は、人生のここぞという節目のときに開けようって決めたんです。
今は節目でした。
23歳の誕生日。ちょうど今、人生の大きな大きな転機を実感していた。大きな変化や苦しいできこと、いろんなことが最近重なっていたけれど、やっとやっとほんとうに自分で選んだ方角に舵をとろうと決めたときだったんだもの。
スペイン、サンセバスチャンに賭ける気持ちでこの町で開けたかったし、なによりも、この町に第二のふるさとみたいなきもちを感じているから。横浜で私が生まれ育った環境と、一見してそっくりなわけではないんだけどじわじわと似ていることがわかってきて、私とバネッサに縁があったのもわかる気がしてきた。大好きな人たち、大好きなサンセバスチャン、大好きなバネッサ。ゆるやかであたたかい、縁の糸。
3つの決心をこめて、3つの穴を開けた。
3つめの穴、東京に帰ってきたら「その位置微妙にへんじゃない?」とか「ちょっと赤くなってない?」とか言われた、スペインでは誰にも全く言われなかったのですが・・・やっぱり東京のひとのほうがおしゃれなのかもしれません。そして彼らは細かいこと気にしないのかもしれません。私としてはそのほうがありがたいです。
*
ここでは断片だけのご紹介だけでしたが、今回の滞在はいろんなできごとがあっていろんないろんないろんないろんな大切なことを学んだ。節目にふさわしい、忘れられない3週間だったと思う。
充分に時間があったので、Artsbangの話し合いの時間もとれたしいろいろできた。私たちの活動はようやく少しずつ軌道に乗ってきたところ。
期待しててください。
最後の方はさすがにホームシックになってた、おうちのごはんも食べたかったし日本語がしゃべりたかったし大好きな人たちに会いたかった。スペインフランスでは誰とでもキスしてハグするのに、日本に帰ってくると、いちばん抱き合いたい肝心の両親と、スキンシップなどするはずもなく「あ、おかえり〜」「ただいま〜」っていうご対面。
これが日本だ。でもこれ好きだ。
麻
http://homepage2.nifty.com/ishiwatamari/
Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 03:05 | Comment [3] | TrackBack [0] | 未分類
ほんとに充実した滞在だったみたいですね♪
新聞にも載るなんて、ほんとこれからもマリさんの活躍がとっても楽しみです(。→∀←。)
おつかれさまでした♡
パリには今年行ったんですけど、ボルドーには行った事ありません。
おしゃれな街なんですね♪ボルドー行ってみたいな〜!
ところで…変な質問していいですか。w
上の写真にも写っていて、前に一緒に早稲田でお食事したときにも
マリさんの耳で美しく存在感を放出していた、あの
青いきれいなお花のアクセサリー(イヤリングですか?)が
とても気になります。。
どこでgetされたんですか??
よかったら教えてください♪
Commented by mio [URL] | 10/09 12:13| edit
Commented by namahage [URL] | 10/10 05:20| edit
>mio
ありがとう。
例のイヤアリングは表参道というのか青山というのか紀伊国屋の裏あたりの路地のところで偶然見つけた古着屋さんで2〜5年前(適当)に買いました・
その店はどんな店だったんか二度と見つけられずに残念に(というか不思議に)思っております。
>namachan
あんたもやる気でしたか
Commented by ishiwata [URL] | 10/10 11:47| edit
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