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30 2006

魚の眼ひとつ

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夢と現実を
(宇宙と自分を)
近づけるためのアイテムをまた購入してしまいました。


それは魚眼レンズ。
(ああ言っちゃった。
もったいない。
でも、言わないと、なにかやばいものだと思われたらいやだから!)

これを買ったらいろいろなことが解決するように思われた。
買ってみたら案外つまんなかったって思っちゃったんだけど、
でもでも、
だんだん使い道がわかってきた!
やっぱりおもしろい!

かわいいルームメイトとして部屋でいっしょに暮らすことにします。

私の弱点は
空間を把握できないこと、
いつも全体の中のひとつのものにフォーカスしてしまうこと。
(時間軸に対してもそう。全体の見通しが立てられない。
目の前のことが終わるまでそれしか見えない)

この魚の眼があると、空間全体をいっきに
見ることができる。
すごい神秘。

魚眼レンズひとつ。
とっちらかって途方も無い私の部屋にあるものがすべて、
いっきょに一望できる。

(次に自分の眼を神秘な進歩させられるとしたら
鳥の眼を入手することだ。それは…
パラシュートに乗ればいいのかい?
ときどき離陸着陸時の飛行機から窓の下を見下ろすあれで、
しばらくは満足しようかな。)




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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 01:56 | Comment [2] | TrackBack [0] | 未分類

27 2006

夜のトキ色の空

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ハロー。

日常が無機質になればなるほど、自分の世界はもくもくと繰り広がっていく。だからけっこういい。
その点では、ビョークのダンサーインザダークを思い出すきもち。
あのあまりの救いのなさにしか、あのときは注目できなかったけど。



そういうわけで、帰り道の電車や駅の雑踏、駅から家までの暗い夜道は妄想がいっぱい。
コラージュをするようになってよかったなと思うことは、日常風景も頭の中で自由に絵につくりかえられるようになってきたこと。

いつもの帰路を歩いているんだけど、新しい妄想コラージュがあふれ出して飽きない。


はあ。
最近内に内にこもっていく精神。

道じゅうネズミで溢れてます。
空じゅうトキ。

江戸時代は空がトキ色になる、という表現があるくらいトキがいっぱい空を飛んでいたんだって!!!(おぼろげな記憶、がせねたかも…)
どうして急に天然記念物になっちゃったんだろう。
変化はいつも、知らぬ間に、突然なのだ。

そんなこと考えていたら、夜の闇そらがうすピンク色になってきた。


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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 23:26 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

26 2006

日吉ノスタルジ

今日のきもち。

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なつかしい。
懐かしいじゃすまないくらい懐かしい。

あのころ。

大学生になんて二度と戻りたくない。
不自由な自由。
うんざりする。

って思いながら、
でも、学生のショーを見ていたら、
けっこうおもしろかった。
「学生のうちしかできない」
とか、そういう言葉がきらいだった、
「好きなことは仕事にするもんじゃ無い」
とか。

でも今ならやっぱりやっとわかる。
不完全なのに、未熟なのに、いったい何が利益なのかわからないのに、
なのにできる。
そういうふうにしてできるものの独特の魅力は、
学生のそとにはないのだ。

仕事、ていうのは、
マーケットが無いとできない。
仕事をすることは歯車になること。
だとすれば彼女もただ純粋に
仕事してるんだな、あれ仕事なんだ。

仕事をしてご飯を食べて眠る。
それが人の基本なんだよなあ。

大学生は、基本のそとにいる。
例外的な余暇だ。
だけどそれが魅力なんだよねえ。

二度と戻りたくはないんだけど、
でも楽しかったな。
息が詰まるほど、4年間は長かった。
(それまでの12年間はもっと長かったけどね。)
二度と戻りたくは無いんだけど、
でも場所に来ると心は戻ってしまう。
むせ返るほど懐かしく、
せつない。

あなたの青春はどこにあるの?
と聞かれたら、
迷わず
「ここです」
と答えられる青春がありました。
思い出のスポットはほかにもあるけど、
この場所はなかなか、
私のなかの青い精霊が宿っている。
あの日があったから今がある、
そんなポイントがいくつか並ぶ。

日吉にはけっこう、いろいろある。


Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 23:38 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

25 2006

メモさん

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1、理想

最近どの服を着ても肩がこる。
どうして服を着なくちゃいけないんだろう。
できれば着たくない。
でも着ないと寒い。
人間はどうしてこういう様態になったんだろう。
誰よりもハダカデバネズミに似ている。
これは果たして進化だったのかしら。身体の表面の毛がなくなって、
このような肌が露出している状態なったのは。
服を着る、というひと手間増えているだけ、
ほかの動物たちよりも劣っている気がする。
私の理想は、自分が全身を豊かな毛におおわれた状態になることだ。

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2、皮膚の表面は彼女

彼女の姿をぼんやり見ている。
彼女はもはや、彼女、というよりも、もっと計り知れない大きな何ものかの一部に組み込まれて動いている。騎馬戦の、上に乗ってる人みたい。百万人の騎馬の上に乗って、彼女が動いている。
彼女はもはや、私の知っている彼女ではない。
て、いうか、私はいちども彼女のことなんか知らなかったのかもしれない。つなぎとめる何かは、ふと気づくと、もう何も無い。私が知っていたはずの彼女の、表面の皮膚だけを残して、その中に全く違う人間が入って、その人が彼女の着ぐるみを着て動いているのだとしても、私にはその区別がつかない。
「あの娘すっかり変わった。」
とか、そんな感想は私にはない。

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3、料理

私が作った料理は絶妙にまずいよ。
なんかべつにおいしくないこともないんだけど、おかわりしたいってことはない。食欲が減る。
まずい。
結婚できないよ、と母が言う。
結婚できないのか。
そうなのか・・・。

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4、結婚

気が狂いたいと思ったら、有名人の妻になればいいよなあ、と思う。
たぶん気が狂うだろうな!






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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 23:46 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

25 2006

来週末のlive paintingのお知らせ

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↑LOOT X Mari Ishiwata↑


こんにちは、イシワタマリです。
いまいち雨が降らないけれどもあじさい全開でうれしいこの季節、いかがお過ごしでしょうか。

*******************

私はスペインから戻ってあっという間にはや1ヶ月です。
スペインの展示会&パフォーマンスのようすの写真をなかなか充分に送ってもらえず、
まだかなり少ないですが一応アップしました。

↓↓↓
http://homepage2.nifty.com/ishiwatamari/_MADRID060525.htm

9月にまたしても開催される予定。
今から楽しみです。

*******************

さて。
次回のライブペインティングin 東京のお知らせです。

2006.7.2 (sun)
Loophole @ LUXG 南青山
http://www.luxg.net/

TICKET :
2,500Yen(advance/with flyer)
3,000Yen(at door)

LIVE PAINTING:
15:10 - 16:10 LOOT
16:20 - 17:10 イシワタマリ
18:00 - 19:30 LOOT+イシワタマリ

−−−−−−−−−−−−−−−

とっても楽しみなイベントに参加します。
LOOTさんというグラフィティ (ときどき街の壁に描いてあるような、HIP HOPカルチャーの1要素のあれです。)のアーティストさんと一緒に、夢の異文化コラボレーションが実現してしまう!

*LOOT web site
http://www5.ocn.ne.jp/~loot/frame.html

かなりめいっぱいライブペインティングしますので、お楽しみに!

ご興味のある方は是非ご連絡ください。

イベント詳細↓↓
http://homepage2.nifty.com/ishiwatamari/performance060702.htm



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イシワタマリ
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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 15:05 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

25 2006

海と太陽のせつない部屋

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Where's your sacred place?

せつなさのあふれる部屋。

いろんな感情がうずまく。

彼は深い海の底が似合う。

ずっとじっと静かに

深い深い深いかんじで呼吸してる。

あんな彼を初めて見た気がする。

彼は深海を心の底から求めている。

もしいっしょに年老いて、もし彼が私より先に死んだら、

灰にして海の底に沈めてあげる。

彼は太陽が似合う。

彼の言葉がほんとうなのかどうかわからないけど、

どちらでも同じこと、それはせつない。

私はなんかどきどきする。

ずっと忘れない、忘れる必要のないせつなさを、

彼はずっと胸に刻む。

私の魔法を彼に注いであげる。

特別な人がまた増える。

さくらんぼを食べて眠る。

川の字と言うよりは │ ‖。

私この部屋が好き。





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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 03:39 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

22 2006

言葉のかわりに蝶々を

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http://homepage2.nifty.com/ishiwatamari/2006_mariposa.htm


This has a background in my memory.

When I was 16 years old, I was afraid of the word “I love you”.
To my lover, I wanted to keep saying “I love you” “I love you” “I love you” “I love you” “I love you”…but I was also sure that word would lose any meaning from my heart. The word is only the word. We can say empty words without any emotion.

Then I imagined in my mind about the utopia. In that world, me and my lover are on white elephants, walking under the sunset. And we don’t need to say “I love you”. Instead of these words, ruby red butterflies come from my mouth.

(In this drawing itself, this woman is putting on her lipstick.)

( By the way, I found right now that the sense of "butterfly instead of word" is originally came from a novel "Butterfly from Lips" by Japanese woman, Amy Yamada. It's different, more erotic story though.)






Kisses for Leyre,
my dear friend with beautiful tears


Mari




この絵、このタイトルにはエピソードがある。

私が16歳くらいのとき、私は「あいしてる」っていう言葉がこわかった。
私は私の恋人に、「あいしてる」「あいしてる」「あいしてる」「あいしてる」「あいしてる」・・・て飽きるほどずっと言いたかった。だけどだけど、同じせりふを言い続けているうち、いつの間にかその言葉は色あせて、からっぽになる。言葉はただの言葉なの。私たちは何の感情もなく、からっぽの言葉を言うことができる。

そのときそれで、私は私の理想郷を思い浮かべてた。それは、私と恋人が夕焼けの中、白い象に乗って歩くところ。あいしてるなんて言わなくてよくて、言葉のかわりに、紅色の蝶々が、私の口からあふれ出てくるのだ。

(この絵そのものは、女の人が口紅を塗っているところ。)

(たった今気づいたことだが、私の中に何年も焼きついていた「言葉のかわりに蝶々」は、山田詠美の小説『唇から蝶』から来たものに違いなかった。もっと違う、エロティックな話だけれど。忘れてた。)





きらきら涙のLeyreに。





Here are old paintings of me,
the original image of my "utopia".


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2003

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2000

Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 23:53 | Comment [3] | TrackBack [0] | 未分類

22 2006

わたしは魔女

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http://homepage2.nifty.com/ishiwatamari/2006_witch.htm


Thousands of kisses for the

S e r e n d i p i t y

that you gave Leyre in the special journey…



  ★
        ★

from an island in Asia

Mari Ishiwata

★ ★
    ★



特別な旅のなかであなたがレイレにあげたセレンディピティ。
偶然の幸運の糸をたぐり寄せるその力に、私からも星の数のキスを。




Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 22:54 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

21 2006

本がよめない

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本を読むのは基本的にきらい。
数行読むごとに自分の世界がくりひろがってしまって
本どころではない。

本を読めないのは大罪だと思っていた。
電車の中で本を読めないのはとても残念な生き物だと思っていた。

しかししかし、
電車の中で本なんか読まないことはいいことだ。
電車の中では、本なんか読んでる場合じゃない。
1日2〜3時間ぐらいは、ぼーっと考えごとする時間も必要だろう?
絶好のチャンス。
私はどこへ行くにも遠いので、
ほとんど毎日、旅行中の飛行機や電車と同じようなきもちになってる。
毎日、旅。

いいことだ。
旅のだいごみは、きょろきょろしながらもの思いにふけることだろ?
本なんか読んでる場合じゃないので、

いいのだ。

Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 01:27 | Comment [2] | TrackBack [0] | 未分類

20 2006

UFOとレズのふり

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http://homepage2.nifty.com/ishiwatamari/2006_hermaphrodite.htm


さっきラジオで、UFO,SEX,およびお札の偽造とファンタジーについて誰かが熱心に論じていた。
大変おもしろかった。けっきょくファンタジーとは、エキゾチックとは、距離の問題なのですって。異国、宇宙、ミクロの世界。知らないからファンタジーなの。日常にお茶の間に消化されたとき、どってことなくなっちゃうんだって。

タバスコ、ハイネケン、インターネット、ネッシー、アメリカ。
なるほどね!
私には大変タイムリーだった。
そうなんです。そうだよねえ。そういうふうに言うといろいろ説明ついちゃう。
今は既に私の言葉でしか書けてないからさほどたいした議論じゃないふうになってるけど、他人の口から他人の言葉で説明されると、ついつい新しく発見する。

ふと考えてみると、最近丸太のことが気になってしまうのかもしれない。恋でもなんでもなく、なんの心配もないんだけど、この距離はエロティックすぎるのだ、と勝手に思う距離がある、近いのに遠く、知ってるのに知らない相手はみんなそう。それがつまりはかつてのUFOのファンタジーなのだから。
私は恋をかなり信じていない。どうとでもなる、ただの錯覚だと知っている。恋なんて無いのだ。だからそういうことはあんまり心配じゃないのだ。
だけど今日ふとラジオを聴いて、なるほどだねー、と思ったよ。
そういうことだよねー、と。

だけどその人が言ってたように、私は人間たちの内面に∞の好奇心を持ってるから、だいじょうぶ。私のファンタジーもエキゾチックも尽きない。

そして、見せかけのファンタジー(男女の)を信じていない。もう長いこと、男と女という関係に関心が薄い。全員人間であり動物だ、それ以上でも以下でもない。

世の中、どうして性は男と女の2種類だけなのだろう、とときどき思う。もっといろいろあればいいのに。それか全員中性ならいいのに。あるいは両性具有。そのほうがニュートラルでいいのに。それか、もっとたくさんゲイとかバイの割合が多ければいいのに。そのほうが単純じゃなくておもしろい。私は人間同士のコミュニケーションを通り越してただただ明確な男に明確な女扱いされるとすごくつまらない気持ちになる。そんなのよりも、そもそもゲイなのかどうなのか判断できないぐらいの男を「どっちだ?!」と思いながら観察しているほうがよっぽど興奮してしまう。男と女しかいない世の中はつまらない。女はおもしろいけどつまらない。油断するなよ〜私もしかしたらレズかもよ〜?そのぐらいの不安定さでいたいものだ。みんなもっと注意深く私を観察した方がいい。
ま、レズじゃないんだけどね。
(って言っちゃう)




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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 01:28 | Comment [2] | TrackBack [0] | 未分類

18 2006

なっちゃんと天使のいもうと

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土曜日、

愛するなっちゃんの結婚を前にしたアメリカ式行事、bridal shower。花嫁になる子にプレゼントをあげまくるパーティ。アメリカ育ちのやつらだけど、いやあ、ほんとにアメリカらしい行事だった。私はアメリカの、見た目から入る部分とか、物をいっぱい買ったりあげたりもらったりすることを重視する部分に、あんまり共感できなかった。だけど、そういうのもまあありなのかなって思ったんだ。文化っていうのはいいか悪いかじゃ無い。人間関係の中で、「あなたがたいせつ」というメッセージをこういう行為に込めることも、まあありなのかなって思ったんだ。
そして、見た目から入るアメリカ文化だけど、けっきょく大切なのは見た目じゃない。なっちゃんがびっくりして感無量で腰がくだけたみたいな格好になりながら顔をゆがめて涙を流していて、なっちゃんのお母さんもいもうとも泣いていて、パーティを企画した女の子たちもうるうるしていて、そこにいるみんなの「たいせつななっちゃん、おめでとう」が部屋中に充満して、私ももう胸がいっぱいになって涙を出していた。「感動」っていう言葉は好きじゃないし、自分以外の何者かのために胸をいっぱいにすることは私の人生にとって珍しいことかもしれないって思う。たいせつなひとが増えていき、今の私は満ち足りた気持ちでいっぱい。思えば私はこれまで、自分以外の誰のことも真剣に愛してはいなかったのかもしれない。恋愛が何なのかは知っていたつもりだけど、友情、愛情、信頼、そんな言葉はくそくらえだったし、何も信じていなかったんだ。

この週末のできごとたちは。
正直言って感無量です。

たいせつなひとが増えていく。
満ち足りた気持ちでいっぱい。
日常がこんなんだというんなら、
キャリアや自己実現などという大義名分を私は捨ててしまっても
一向にかまわないって気になってくる。

だけどきっとそれはほんとうではないのだから、
この満ち足りた日常をエネルゲンにして
自分自身を構築して、
それによってよりいっそう満ち足りた関係を
築いていけますように、
そういうふうにしていこう。

それから、今日は、ずっと会ってみたかった、なっちゃんのいもうとに会ったんだ。その子はほんとに、天使みたいな子だった。なっちゃんの友達たちみんな、天使をたいせつにしてる。天使の子の圧倒的な存在が、そこにいるみんなを幸せにしてるから。なっちゃんがあんなに暖かくて素敵なひとなのは、この天使といっしょに育ってきたからだってわかった。そしていもうとがこんなに天使みたいなのは、なっちゃんやお母さんみたいな暖かい家族といっしょに育ったからなんだろう。
初めて会った天使のその子に「会いたかった!」って私が言ったら、「私も会いたかった!」って言って天使の顔でにっこり笑った。私のこと誰だかわからないはずなのに、本心からそう言ってるってわかったから、なんだかいっぺんに私は天使のとりこになっちゃって、幸せな気持ちにさせられちゃった。「この子はメリだよ」って紹介されたら(スペインではみんなが私をメリって呼ぶから)、「えーかわいい名前だね!」って感心していた。天使の子は、祝福されるなっちゃんのことをほんとに祝福して嬉しそうに手をたたいていたし、「なっちゃんかわいい。」ってずっと言ってた。ほんとうに、圧倒的な魅力のある天使の子だった。
その子に会うことができたのも、今日うれしかったことのひとつ。




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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 02:56 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

17 2006

ディスコ

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金曜日、

大好きな黒少女とミーティング(思想について他)をした後、仲良し小僧たちとディスコテックで踊り明かす。疲れていたから行こうか行くまいか迷ったけれど、ほんとに楽しくて行ってよかった。
そうですよ、こう見えて私は、みんなで踊るディスコテックが大好きなのです。

Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 02:03 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

16 2006

影の幻覚のコジカ

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確信する、まただね。かのコジカは本当に私の頭の中で
ただただ化学反応をおこす影の幻覚、病気のコジカ。本物には
もう何もない。目で追うことにも飽きちゃったのよ。なのにひ
と晩寝かせて目を開けると、あら不思議、もう不思議な病気だ
よ。私の頭の中で影だけがコジカに変身して、頭の中に巣くっ
てる。Updated!

影だけなの。本物には目もくれない。
同じ影を愛した女たちと、私は勝手に経験を共有し始める。
勝手!
カッテ!
ほんとに勝手。
私の目もからだも解放されました。あとは脳みそだけ。

ピーターパンの足に影を縫いつけて空に解き放ってやりたい、
ばいばいばいばーい、飛んで帰れ。

Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 23:53 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

15 2006

恋の鯉

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他人の恋にせつなくなる。

思えば遠くへきたもんだ。
私は私の恋の歴史だけでなく、他人の恋の歴史も道づれにしてる。
だってそうでしょ、いつもリンクしてる。
あの日あのときあの娘はあの子に夢中だったとき
私はあの娘と出会ったの。

あの日あのとき新しい恋だったあのひととついにあなたは結婚!

若いあの娘の初めての恋の終わりに、
私も私の初めての恋の終わりのこと思い出す。

恋を何年やすんでますかだ、
くりかえす歴史は終わって久しく、
恋の始め方は忘れちゃったけれど、
終わり方も思い出さないからそれもいい。

恋は恋恋、いつでも普遍。いちばん身近だったものがいちばん遠くなってしまうんだもの。みんな恋恋、経験のシェア。

世界でいちばん大事なことは恋ではないんだけど、
いろんなことの本質のひとつがここにはあるの。

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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 01:33 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

14 2006

ふたごのテレパシ

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きめつけの裏ぎり

すっごく憧れてたことやすっごく恐かったこと、
すっごく遠く思えた場所や完全無敵に見えるひと、
すっごくいやでたまらなかったことがら、は、
たいてい実はたいしたことない。
意外と普通、みんな普通。
初めてのキスとかみたいに、
案外あっけなくすぎていく。

きめつけの裏ぎり。
裏ぎりはいつもだいたい、みんなの味方。

感じるふたごのテレパシ。
皮肉なほど執着してたものごとたちは、あっけなく
私の血となり肉となり呼吸となっていっしょに生きてくれる。


*  
   *
 *     *





写真は
25 May 2005, Madrid, Spain.
by Roman Rubert



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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 00:58 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

13 2006

ロマンチクチック

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また

4年にいちどの私の非国民カップが始まった。
ラジオで音だけ聞いてみようかなと思って、サッカー中継を聞きながら部屋で絵を描いてみた。それはなかなかよかった。
でもラジオの接触がわるいので、パソコン(その他なにかしらの家電)をつけたとたんにラジオはザーってなる。
なので残念ながらとちゅうで消した。
また非国民生活が始まる。
でも「君が代」はけっこうぞくぞくする。
ここぞとばかりに発揮される、日本人たちのにわかナショナリズム。
それはそれでいいことだと思う。
「君が代」の合唱はぞくぞくする。



ちっともまったくロマンチックじゃない生活が、なんとなくロマンチックな感じになってる。ロマンチックな彼女の「世界」のせい。
「世界」。彼女の世界はちゃんと成り立っている。大学にいた間で受けた講義の中でもなかなかためになったやつで、先生が言ってたこと、なるほどなと思う。至極あたりまえで表層的な講義だったようにも思うけど、大事なことに違いない。

私の世界は彼女の世界とは似て非なるもので、私のやつは全然ロマンチックじゃないけれど、私は彼女を見守り続け、そして私の世界をちゃんと世界として成立させようと思う。

彼女がやってることは、至極表装的なものにも見えるけど、けっこう本質的で地道な気がする。

がんばろー




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   *
 *
      イシワタマリ

   

Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 01:28 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

12 2006

日常に夢中

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健全でそして向上心のないかんじ、
つまりのんびりが、さいきんけっこう嫌いじゃない。


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のろのろのろけろのろま、しまうまうま


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週のサイクル、すっかり身についてきた。
健全で向上心のない、ごくふつうのサイクル。

のろのろ。
ごろごろ。


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理想が現実になり出すと、人はまたわがままになって、
けっきょくそれには満足しない。
だけど寝返りを打って今度は

現実が理想になり始めるんだろう。
現実、当たり前の日常が。




恋人、友人、家族たち。
私は日常を愛し始めている。



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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 01:17 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

07 2006

ノー!

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とたんに自分が予定調和的でつまらない人間に思えてきた!
打算的すぎるようにも思えてきた。


ノー!こんなんじゃない。

私がニューヨークに行きたいって思ったきっかけ思い出した。

実際に行動に移してみると、きっかけがなんだったのかって忘れちゃうもんだな。ほんで、結果論は記憶をすりかえちゃう。

私の好きなニューヨークはいろんなもの持って帰ってきてくれたニューヨーク育ちの日本人たちなのかもな。


もっかいニューヨークに行きたくなった。





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07 2006

恋花花園

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ひさしぶりこんなガールズパーティ。
ガールズガールズ

なんか忘れてたものを思い出す。
お誕生日はやっぱりシャンパンだね。
こんな日お酒はとっても楽しいね。

彼女たちの描く「友達」の定義は私の知ってたやつと違った。
彼女たちと出会って私はちょっと変わった。
彼女たちの中のいくつかの部分について私はとってもしっくりきて、「もしかして私はこのひとたちの種族?」って思ったんだけど
だんだん全然しっくりこない。やっぱり私はここの種族でもない。
私ここの種族?いややっぱりここでもない。
ここ?違う。ここ?ノ。ここ?ノ。
いつも毎回そうやっていろんな人々の群れを見つめてきたけど、
今日もやっぱり私はここの種族でもない。
でもそれでいい、全然いい。
彼女たちのむせかえるような女臭の色が、今とてもいとおしい。




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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 02:04 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

06 2006

WHY?

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私の中に「自分さえよければいい」という発想は無い。いやいやご冗談を、という声が100件ぐらい聞こえてきそうだけど、ほんとだよ。

だけどだけどだけどだけど、

いつも考えすぎたあげくに、けっきょくどうすることもできなくて、自分さえよければいいようなわがままな行動をとるのだ。罪悪感にさいなまれながら、平気な顔しながら。

言わずと知れた(いや、あんま誰も知らない)私の小学校1年生のときの将来の夢はシスターになることだった。中学校1年生ぐらいまで青年海外協力隊に行きたいとも思ってた。今だって、ほんとのほんとの最後の夢は世界平和だと言ってもまんざら嘘ではない。だけどだけどだけどだけど、

「世界平和」というのは永遠に実現し得ない状態を指す言葉だとわかっているのだ。それはてんでリアルじゃない、≒不可能な概念なんだ。

続きを読む...

Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 02:39 | Comment [2] | TrackBack [0] | 未分類

05 2006

更新じょうほう

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サイトをいろいろ更新しました!
(info, gallery2006, photo←ごめんね、スペインのやつはまだ)

http://homepage2.nifty.com/ishiwatamari/_INFO_.HTM
ちなみに、ギャラリーの更新はまだ続きます。
お楽しみに。



*スペインでいちばん人気だったのは上の絵。
絵をぜんぶヨイッと出したときに、どの絵に食いつくかは、日本とスペインとでどことなく違うみたい。どことなくだけど。



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イシワタマリ

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04 2006

エピソオド

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(5月に発表された絵たちはサイトのギャラリーページにカミングスーン。)



molamola

マドリッドにいたとき、知り合ったセニョール(私の絵を見たことがない)に、「あなたはあなたの絵で何を表現しようとしているの?」と聞かれた。
何を表現、か。
最近考えたことなかった。
そんでもって、私の英語力は、言葉になる前の「考え」の何層にも重なるカオスを、言葉の形にして納品できるほどのレベルではないということを悟った。いちど日本語の形で熟考した経験のある「考え」だけが、応用的に英語型に姿を変えて口から出てくることができる。
まだまだねえ。

だから私はその場で彼に、ほとんど嘘というか過去の意見を焼きなおして伝えることしかできずにその場をしのいだけれど、

そっか、「何を表現」か。

ってあとから考える。

とっさに出てこなかったけど、

私はつねに日記を描くように絵を描いているにすぎない。実体験、日常、人生、私をとりまく現実、それらについての考察、そういうごく個人的で普遍的な私的経験を描いていると思う。なにも表現していないといったらそうかもしれない。ジミー大西さんはご自身が描く絵について、「自分には世界がこういうふうに見えているんだ」とおっしゃっていたそうだけど、その気持ちはすごくよくわかる。私の場合、絵を描き始めるやいなやそういう感じで描いていたってわけじゃなく、途中はやましい気持ちや現実逃避が先行してたので、ジミーさんと同じにするのは失礼だけど、今はまさにそうで、やっと絵と現実がしっくり重なってきている。

(ちなみに、ジミーさんもスペインに滞在されたことがあると聞いて彼のインタビュー記事など調べてみたのだけれど、すごく共感することや安心させられることが多くて泣きそうになった。共感する、といっても、私はジミーさんとは宿命的にかけ離れた部分もあるのに、同じくらいの重さで似ている部分もある。とても嬉しくなった。素敵な人だなあ、いつか会ってお話してみたいなあ、と思う。)

私は絵を描きながら人生をなぞっている。あんま大それたことじゃなくて、それ以上でも以下でもないの。それから日常の中の不思議な縁の数々。出会った他人の人生にもまた思いを馳せて描いてる。

大切なのはエピソードだと思う。人生にエピソードのない人はいない。絶対にいないと思う。エピソードのいっぱいあるおもしろい人生を生きよう、と思う。べつにおもしろおかしくなるように無理しなくてもよくって、何にせよ、誰にだっていろんなドラマやエピソードがあるのだ。ないと思っている人は、ないと思ってるだけだと思う。エピソードを見つけ出す練習をすれば、絶対に気づくと思う、毎日自分にはエピソードごろごろだっていうことに。
そして、「大切なのは人生を編集することだ」ってどこかで誰かが書いていたけど、ほんとうにそうだと思う。現実は編集次第でどうにでもなる。たまに嘘だ。それもいい。私は編集と捏造のひとつの方法としてきっと絵を描いている。

そういう感じで、
次回は英語で説明してみようと思う。
(あるいはスペイン語かしら?それはけっこう今のところ無理)






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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 17:40 | Comment [2] | TrackBack [0] | 未分類

04 2006

1週間のシーソー

hinton1.jpg


↑live painting @POINT, TOKYO 2006/05/20
photo by Miyuki Hinton
2週間前の土曜日。スペインに行く直前の東京。




もう土曜日、まだ土曜日だ。
この丸々2週間をふりかえったときの、「遊び(やりたいこと、楽しいこと)」と「タスク(やりたくないけどやらなきゃいけないとわかってること)」の比率が自分に都合がよさすぎて自分がリラックスしまくっている。この比率はつぎの月曜日にはもうからきし崩れ去るということもわかっており、またヒイヒイ言ったりモンモン言ったりする毎日が始まるんだろうってことも想像つくけど、でも今のこのリセット具合ならしばらくは自分自身がもつかもしれない。
そんな気持ち。
しばらくバランスがとれるかもしれない!!奇跡。

今はほとんど全くといっていいほどタスクに追われてない。
やらなきゃいけないことは色々あるけど、とりあえずのんびりした気持ちで始められそう。
よかったねえ。よかったよかった。

土曜日と日曜日しかない!っていうことになぜかずっと焦っていた。でも今のところまだ土曜日、今日は一日ごろごろしたのに、まだ日曜日が残っている。明日やることを少し片付ければ、完了はしなくても少しは片付く!

大丈夫だ〜全然やっていける!

頭をいちどリセットすることはたいせつ。今すごく、私らしくないぐらいポジティブなこと言ってるねえ。「いったい今まで何に焦っていたのか」っていう気持ちになっている。またすぐ焦ると思うけど・・・
まあよかろ





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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 01:45 | Comment [2] | TrackBack [0] | 未分類

01 2006

スペイン2 日本と

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スペインのあの陽気さ、余裕、太陽までもが味方をしているみたいなお天気。あの感じがとっても大好きだけど、

私は日本が大好き。
日本はほんとによくがんばったと思う。この感じ。誰も日本にはかなわない、って思ってしまいます。

私の勘違いでなければ、今スペインでは日本がブームです。スペインだけじゃなくヨーロッパ全体なのかもしれないけれど。「私は日本から来ました」と言うだけで私の株が高い。 テレビをつければポケモン、バンダイ、オタク、手塚治虫、寿司、うなぎ、懐石料理、松阪牛、温泉、たけし城…… (知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、昔々日本で放映されていた「風雲!たけし城」は世界中で人気番組です)。 日本ブーム。薄々勘づいてはいたけれど、実際に出会うと変な気持ちがする。だってだって、 私たちはずっとヨーロッパやアメリカに憧れるだけだったじゃーん

ずっとずっと、あの人たちみたいになりたくてなりたくて、結構近づいたつもりでいるけど全然だめ。そんなのが日本の運命だと思ってた。

スペインの気候はカラッとして、黄金の太陽が惜しみなく降り注いでいる。スペインの人々はその気候によく似てる。前向きで明るくて、 いつも笑っていて、全然くよくよしない。
そういうスペインでは思いつきもしなかったことを私は、 日本の街の中にいると考える。この人混みの中にいる人一人ひとり、悩んだり迷ったりしながら生きてるんだなあ、とか。 スペインでは、みんな笑っていて、 誰も真剣に悩んでなんかいないみたいに思えた。そんなはずはないんだろうけど。日本では、みんなグチャグチャと、 何かを思い悩んだり劣等感に苦しんだりしながらなんとか必死で生きてるって感じがするのです。雑踏の中で、各自のそんな気配を感じて目が回りそうになってしまいます。

私が日本が好きなのは、そんなだからです。弱者の強み、劣等感や悩みから生まれるパワー。ヨーロッパはアジアにはかなわないって思ってしまう。

ヨーロッパの人たちの、あの好奇心に満ちたまなざし。奇妙でしかたないでしょう。 ヨーロッパ文化に飽きてきた時に日本文化の突拍子もなさを発見してあの人たち、ほんとにびっくりしたのでしょう。

「日本みたいになりたい」なんて思っていないはず。だけど心魅かれていると思う。すごくおもしろいんだと思う。 私にはそんな奇妙な日本がうれしい。先輩たちが劣等感に悶々としながらがんばったからだと、勝手に思うの。

スペインはいつだって最高なんだけど、
こうして見ると日本っていいな。そう思う。




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Posted by イシワタマリMari Ishiwata | 22:04 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

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